9月27日、ホンダは今週末に行なわれるF1第16戦ロシアGPに改良型“スペック3”のパワーユニットを投入することを明らかにした。28日の金曜フリー走行から2台ともに搭載される。
エンジン本体であるICE(内燃機関エンジン)の燃焼系などを見直し、大幅なパワーアップを果たしているという。ホンダはこのスペック3で再びルノーを上回り上位勢との差を縮めることを目標としている。
ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは次のように語った。
「それなりのパフォーマンスと信頼性を確保できたということもありますし、鈴鹿に向けて鈴鹿でぶっつけ本番ではなくその前にきちんと確認しておきたいという部分があって今回投入することになりました。我々にとってはやはり日本GPというのは大きいですしね」
年間3基の制限を超えるコンポーネントの投入となるため、2台ともペナルティーを科されグリッド最後列からのスタートとなるが、ここでペナルティーを消化することで来週に迫った日本GPではスペック3を使用し本来のグリッドからレースに臨むことができる。(米家峰起通信員)
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