2018年9月26日水曜日

日大、水泳部で部内暴力=上級生、馬乗りで打撲負わす

日大水泳部内の暴力発覚に関し、記者会見する上野広治監督=26日午後、東京都目黒区

 日大水泳部は26日、部内で上級生から下級生への暴力があったと発表した。東京都内で記者会見した水泳部の上野広治監督は「日大が運動部の改善をしている中で起きてしまった。再三指導をしてきた中であり、非常に残念」と謝罪した。
 日大では5月にアメリカンフットボール部の悪質タックル問題が起き、対応が批判された末に8月に田中英寿理事長が謝罪文を発表。その後も応援リーダー(チアリーディング)部指導者のパワーハラスメント問題が発覚していた。
 上野監督によると、今月6日に日本学生選手権の会場で2年生部員が居眠りをしたとして、3年生が注意をしただけでなく、馬乗りになって肩を強くつかむなどの暴力を振るったという。2年生の腕にはあざができ、打撲と診断された。その後、3年生部員が被害者と両親に謝罪。水泳部では部内で解決する問題と判断し、今月25日まで大学に報告していなかった。上野氏は日本水泳連盟で副会長を務めている。
 記者会見に出席した被害者の母親は「謝罪を受け、解決している」と説明。加害者の処分は水泳部内や大学と協議して今後決める見通し。
 日大水泳部は古橋広之進(故人)ら多くの五輪選手を輩出した名門。アジア大会6冠の池江璃花子(ルネサンス)が進学の意向を示している。 (2018/09/26-22:07)

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