
ロッテは25日、岡田幸文外野手(34)と大隣憲司投手(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。
作新学院高を卒業後、日大に進んだが中退。クラブチームの全足利クラブ(栃木)から2009年に育成選手として入団し、同年に支配下登録された。翌年に1軍初出場を果たすと、11年からは主に中堅のレギュラーを獲得。シーズンの連続守備機会無失策359のリーグ新記録をマークするなど11、12年と2年連続でゴールデングラブ賞を受賞した。
15、16年にはチームの選手会長も務めた。一方で、野手として2496打席本塁打なし、10年目の今季も13打席安打がなく、16年10月4日の楽天戦以来57打席無安打で、野手の連続無安打記録にあと1と迫っている。
岡田は球団を通じ「10年間という短い間ではありましたが、本当に幸せな野球人生でした。ロッテに育成で拾ってもらって、ここまで野球をやらせていただいたことを今後の人生においてプラスにしていきたいと思います。悔いはありません」とコメントした。
大隣は京都学園高から近大を経て、07年に希望枠でソフトバンク入り。技巧派左腕として13年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック日本代表入りしたが、同年に国指定の難病「黄色靭帯骨化症」と診断された。その後、復帰したが17年に戦力外となり、翌年のロッテ春季キャンプにテスト参加し入団したが、1試合の登板にとどまった。通算140試合に登板し52勝49敗。球団を通じ「12年間のプロ野球生活、温かいご声援ありがとうございました。順風満帆なプロ野球人生ではありませんでしたが、色々な方々に支えられてここまでやってくることができました。心より感謝しております」とコメントした。
2人は26日に引退会見を行う。
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