劇打で試合を決めた松山(右から2人目)に、手荒い祝福を浴びせる広島ナイン。ついにM1だ(撮影・松永渉平)【拡大】
(セ・リーグ、広島2x-1DeNA、22回戦、広島13勝8敗1分、23日、マツダ)待ちに待った本拠地Vに王手! 広島がDeNAにサヨナラ勝ちし、優勝へのマジックナンバーを1つ減らして「1」とした。代打・松山竜平外野手(33)が九回にサヨナラ打。24日にも球団初の3連覇となる9度目のリーグ優勝が、27年ぶりに地元で決まる。
今季最多の3万2309人が詰めかけたマツダスタジアムが歓喜の渦に包まれた。8月15日に「32」で初点灯した優勝マジックはついに「1」。ヒーローは“鯉のアンパンマン”の松山だ。今季8度目のサヨナラ勝利に導いた「薩摩隼人」はお立ち台に上がって、決め台詞を絶叫した。
「最高です。すごく緊張したけど、何とかバットに当たってくれて良かった。(故郷)鹿児島のじっちゃん!! ばっちゃん!! 俺やったよ!!」
1-1の九回一死一、三塁で代打として登場。一走の堂林が二塁まで進み、三嶋のフルカウントからのスライダーを右前へ。一塁ベンチから飛び出した丸、バティスタ、会沢と次から次に後輩から頭をビシバシと叩かれて「何を打ったか覚えていないです。頭が痛い」とうれしい悲鳴をあげた。



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