
(10)ほっともっとフィールド神戸(5勝5敗)
ソフトバンク 0100200002=5
オリックス 0003000000=3
(延長10回)
<勝>モイネロ 4勝1敗 登板31
<S>森 2敗16S 登板29
<敗>近藤 2勝3敗 登板29
<ソフトバンク5-3オリックス>
ソフトバンクが本塁打攻勢で延長戦を制した。二回にデスパイネのソロで先制。五回は中村晃の2ランで同点とすると、延長十回に中村晃の2ランで勝ち越した。オリックスは五回以降に打線がつながらず、投手陣も要所で踏ん張れなかった。
リプレー検証、ファウル一転
打球は右翼ポール付近へ吸い込まれた。同点の延長十回2死一塁、ソフトバンクの中村晃が振り抜いた一打。ファウルの判定に一度は天を仰いで悔しがったが、工藤監督によるリクエストでリプレー検証の後、一転して判定が覆ると、首をひねりながらゆっくりとダイヤモンドを回った。
直球勝負を挑むオリックスの5番手右腕・近藤に対して、フォークも頭に入れながら甘い球を狙っていた。6球ファウルを放ち、カウント2-2からの9球目。内角高めの直球を捉え、決勝2ランとなった。五回にも同点の右越え2ランを放っており、1試合2本塁打は「プロでは初めて」の快挙だ。
11年目の今季は4月17日の楽天戦で右翼線二塁打を放った際に右太ももを負傷。10日間チームを離れたが、復帰してからは安打を重ねて打率2割台後半をマーク。出塁率の高さを買われ、前の試合に続いてこの日もリードオフマンを任されたが、勝負強いポイントゲッターの役割を果たした。
「今日は中村デーだね」と、ご満悦で球場を後にした工藤監督。Aクラス争いを繰り広げるオリックスに対して、まずは昨年覇者の勝負強さを見せつけた。【長田舞子】
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