金足農の吉田輝星が九回に登板で１回無失点 小園が先制打／Ｕ１８アジア

　Ｕ１８アジア選手権壮行試合（３１日、高校日本代表４－２宮崎県高校選抜、宮崎）高校日本代表が宮崎県高校選抜を４－２で下した。プロ注目の金足農・吉田輝星投手（３年）が九回に登板し、１回を無失点だった。

　　宮崎県高校選抜は林田蓮、高校日本代表は野尻が先発。日本代表は一回、先頭・藤原が左中間へ二塁打。続く小園の右翼への適時打で１点を先制。小園が二盗に成功し、二死後、野尻が左中間へ適時三塁打。２－０とした。

　日本代表の野尻は２回を６人で抑えた。日本代表は三回、宮崎選抜の２番手・戸郷に対し、小園の中前打などで二死一、三塁としたが、野尻は遊ゴロ。四回も蛭間と藤原の中前打などで二死満塁としたが、小園は一ゴロ。追加点の好機を逃した。

　宮崎選抜は四回、日本代表の２番手・山田から３つの四球などで二死満塁としたが、斉藤が空振り三振に倒れた。

　五回、日本代表が２点を追加した。一死一塁から野尻が右翼線へ適時三塁打。続く奈良間が左犠飛。４－０とした。　

　宮崎選抜はその裏、日本代表の３番手・市川から、長友と清田の内野安打などで二死満塁とし、宮ノ原が死球、林田昂が四球の連続押し出しで２点をかえした。

　日本代表は八回を柿木、九回を吉田が無失点でつないだ。吉田の投球内容は死球、空振り三振（この際に二盗失敗で併殺）、投ゴロだった。

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