体操の2016年リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(18)が日本協会の塚原千恵子女子強化本部長らからパワハラを受けたと主張する問題で、同協会は30日、東京都内で幹部を集めて臨時会議を開き、第三者委員会を発足して調査することを決めた。同強化本部長と夫の塚原光男副会長は出席しなかった。二木英徳会長は「お騒がせし、申し訳ない」と謝罪した。
具志堅幸司副会長は10月25日にドーハで開幕する世界選手権までに第三者委による調査を完了したい意向を示し「パワハラの事実があれば大変大きな問題」と話した。宮川選手が世界選手権代表候補を辞退することには「協会として責任を感じている」と述べた。
宮川選手は29日に記者会見し、練習中に暴力を振るった速見佑斗コーチに無期限の登録抹消処分を科した協会に対し「私は訴えていないし、処分の重さは納得できない」と軽減を求めた。塚原夫妻による暴力問題の聞き取りの際には高圧的な態度をとられたとし「暴力の件を使って、私とコーチを引き離そうとしているんじゃないかと考えている」と不信感を募らせた。〔共同〕
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