試合前に、高校日本代表のチームスタッフ、選手らが野球教室を行った。小1~3年の男女50人と交流した。

冒頭にランチタイムを設け、中川卓也主将(3年)の「手を合わせて、いただきます」というあいさつで、並んで昼食をとった。

壮行試合には登板しない予定の吉田輝星投手(3年)も参加。子どもからの質問に答えるなど、笑顔でコミュニケーションをとっていた。根尾昂内野手(3年)は、自分の帽子を子どもにかぶせてあげるなど、積極的に声をかけてサインや写真撮影にも応じていた。

その後、フィールドで子どもたちとともにウオーミングアップを行い、吉田は甲子園で話題となった「侍ポーズ」を子どもたちに披露。歓声が上がった。

選手たちは、ストラックアウトやティーボールで約1時間半、子どもたちと汗を流した。中川は「初めての体験でしたが、自分も勉強になった。子どもたちと触れあうことで、野球の楽しさをあらためて感じました」と笑顔で振り返った。根尾は「一緒に野球をして、楽しかった。いい体験ができました。大好きな野球に熱中して、笑顔を大切にして続けてほしい」とメッセージを送った。