
日本サッカー協会(JFA)は26日、日本代表の新監督に森保一氏が就任したことを発表した。
ロシア・ワールドカップ直前に就任し、2大会ぶりのベスト16に導いた西野明前監督が退任した日本代表。後任にはユルゲン・クリンスマン氏やアーセン・ヴェンゲル氏など、多くのビッグネームが上がっていたが、JFAは最終的に日本人監督を選択する形となった。
森保監督は、1人では不可能なミッションとし、全員の力を借りながら戦いたいと語った。
「先ほどA代表の監督に就任したことはお伝えしましたが、東京五輪の兼任監督としてもやります。2つの監督をするのは本当に困難なことです。1人でやるのは困難ですが、日本サッカーを支えていただく多くの方の力を借りながらやっていけば、不可能が可能になります。2つのチームを同時に見ていくことが、大きな成果になります」
「日本代表の監督をするに当たって多くのことをしなければいけません。1つは世代交代というところ、連帯感の融合を図るということ。日本代表だけではなく、日本サッカーの発展につながるように、今私がやらなければいけない任務を全うして、少しでもいい形で次の日本代表、日本サッカー界にバトンタッチできるように今を全力でやっていきたいと思います」
「この2つの代表をやっていくためには、覚悟が必要です。我々日本代表が多くの方に支えられて活動できることを、覚悟と感謝をもって職責を全うしていきたいと思います。もちろん所信表明ということでいろいろな目標を語らなければいけないと思いますが、今は感謝の思いが強いです。こうやって素晴らしい仕事をいただき、私の大好きなサッカーに携われるのも、日本サッカーを支える方の応援があるからこそです。その期待に答えられるように職責を全うしていきたいと思います」
そして、ロシアW杯で指揮を執った西野明監督のチームづくりを継承したいと明かしている。
「W杯ではコーチを務めましたが、西野監督は本当に素晴らしい監督でした。いろいろな方々の歴史をふまえて、日本らしいサッカー、日本人に適したサッカーを進めてきました。西野監督の前監督、ハリルさんから日本人に足りない所、デュエルの部分やゴールへ素早く向かっていく所は、プラスアルファとしてチーム作りをされていた。考えていることが大きくて、日本人がどうしたら合うんだろうと常に考えてチーム作りされているなと思いました。その西野監督からバトンを受け継ぎ、日本人の良さを生かした戦いを続けて世界と向き合っていきたいと思います。西野監督がやられたオールジャパンで戦うというチームづくりを継承して、進化させていきたいです」
今回のA代表就任決定により同氏は、A代表と五輪代表の監督を兼務することに。A代表は、まずは、来年1月に行われるアジアカップ2019に向けた新体制を組むこととなる。森保ジャパン初陣は9月7日に札幌ドームで行われるキリンチャレンジカップ2018のチリ代表戦となる。
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