ロシア・ワールドカップグループE第2節が22日に行われ、ブラジルとコスタリカが対戦。
ブラジルは負傷が伝えられたネイマールが先発。右サイドバックのダニーロは欠場し、ファグネルが初スタメンを飾った。
ブラジルが押し込みながら、最初に決定機を作ったのはコスタリカ。クリスティアン・ガンボアが右サイドを破ると、走り込んできたセルソ・ボルヘスがクロスに合わせる。しかし、インサイドキックで狙ったシュートは惜しくもゴール左に外れ、値千金のゴールは生まれない。
ブラジルはコスタリカの5バックをどのように崩すか思案。27分には絶妙なロブパスにネイマールが抜け出す。わずかに流れたトラップを見て、GKケイロル・ナバスが飛び出し、事なきを得る。
ブラジルの簡単に転ぶ仕掛けにコスタリカは苦戦しつつも、粘り強い守備と素早いカウンターで対抗。王国ブラジルに一歩も引くことなく前半を終える。
後半ドグラス・コスタを入れ、立ち上がりからブラジルが大きな圧力をかける。クロスからネイマールが決定機を迎えると、直後にはガブリエウ・ジェズスのヘディングがバーを直撃。その流れから、パウリーニョがフリーでクロスに合わせるも、コスタリカDFの懸命なブロックに阻まれてしまう。
さらにネイマール、コウチーニョが続けざまにエリア内からシュートを放つ好機に恵まれるが、ともにナバスがセーブ。鬼神のごときセービングを続け、ブラジルに得点を許さない。
埒が明かないブラジルは、パウリーニョに代えてロベルト・フィルミーノを投入。アタッカーの枚数をさらに増やす。
72分にはネイマールが高い位置でボールを取り返し、一人で決定機を作り出すが、シュートはわずかに枠の右。チャンスを逸してしまう。
それでも圧力をかけ続けたブラジルがついに待望の瞬間を迎えた、と思われた。。ジェズス、ネイマールとつなぎ、ネイマールは一人かわして倒されると、主審がPKスポットを指差す。しかし、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)によって判定は覆り、ブラジルにPKは与えられず。
最後まで前がかりに攻め続けたブラジルが最後に実る。アディショナルタイム6分が表示された直後に試合は動く。
左サイドからマルセロがクロスを送ると、ジェズスが収める。それを走り込んできたコウチーニョがダイレクトでナバスの股間を抜き、ついに先制点を奪う。
さらに終了間際、カウンターからネイマールが追加点を挙げ、ブラジルが2-0で勝利。今大会初白星を手にしている。
■試合結果
ブラジル 2-0 コスタリカ
■得点者
コウチーニョ(90+1分)、ネイマール(90+6分)
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