2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を果たした羽生結弦選手(23)=ANA=に2日、国民栄誉賞が授与された。首相官邸で表彰式があり、安倍晋三首相から表彰状や盾が授与された。国民栄誉賞の受賞は27例目。スケート界では初めてで、個人としては最年少受賞。
羽生選手は紋付きの羽織はかま姿で出席した。江戸時代に仙台藩で生まれた最高級絹織物「仙台平」のはかまは、人間国宝の甲田綏郎(よしお)氏から贈られた逸品だ。
また、受賞者の希望に基づいて贈られる恒例の記念品については、羽生選手は「皆さまを代表して、という気持ちがすごくある。僕個人の気持ちはあまり出したくない」と辞退した。
出身地の仙台市での東日本大地震による被災、昨秋の右足首の負傷という困難を乗り越えて連覇したことが評価された。羽生選手は「賞をいただいたことで、少しでも希望を抱けるようなきっかけになれば」と話した。【福田智沙】
Read Again https://mainichi.jp/articles/20180703/k00/00m/050/067000c
0 件のコメント:
コメントを投稿