2018年7月1日日曜日

高橋大輔が現役復帰会見「自分のスケート取り戻したい」

 フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪男子銅メダリストで14年に引退した高橋大輔さん(32)が1日、東京都内で会見し、今季から現役復帰することを表明した。所属は関大ク。前回の現役時と同じ長光歌子コーチに師事する。

 復帰の理由について、「自分の人生にはフィギュアスケートという軸がなくては駄目。(将来的には)スケートのパフォーマーとして生きていきたい。そのためにも、現役として体をつくり上げて、自分のスケートを取り戻したい」と語った。

 10月上旬の近畿選手権が復帰戦。12月の全日本選手権出場を目指す。日本男子を引っ張る五輪連覇の羽生結弦(ANA)、平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)に対しては「別次元。自信がついたら食らい付きたい」と話した。

 4月から練習を始め、ジャンプはトリプルアクセル(3回転半)まで跳べているという。4回転については「2種類を2本くらいは」と話した。

 06年トリノ五輪から3大会連続で五輪に出場。バンクーバー五輪の銅は、日本男子初のメダルだった。14年ソチ五輪で6位に終わった後に休養し、同年10月に現役を退いた。

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