2018年8月4日土曜日

村田諒太、山根会長の“口撃”「何一つ気にしていない」

 2012年ロンドン五輪男子ボクシングミドル級金メダリストでWBA世界同級王者の村田諒太(32)=帝拳=が4日、自身のフェイスブックを更新。助成金流用や不正判定疑惑などで揺れる日本ボクシング連盟の山根明会長(78)について言及した。

 村田は先月、フェイスブックで連盟の不正疑惑について触れ、「そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません 新しい世代に交代して、これ以上、自分達の顔に泥を塗り続けることは避けるべきです」と痛烈に批判。これに対し、渦中の山根会長は前日3日に出演した民放テレビ番組で「生意気だよ!」「あの選手はまだ社会人じゃない。現役のボクサーとして、言うべき話じゃありません」と応酬した。

 村田はこの日の投稿で、走り込みキャンプ終了が終了したことを報告。その上で「色んな人に、勝手なこと散々言われて落ち込んでない?とか声かけてもらったりしていますが、何一つ気にしていないので大丈夫です」と現在の心境を明かし、「記者の方から、これは明らかな名誉毀損だよ、というようなことを言っていると聞きましたが、プロとして頑張っている中、そんな裁判したくないので、それも無視しますね」とつづった。

 そして、自身は、告発状を出した都道府県連盟幹部や元選手ら関係者333人の有志でつくる「日本ボクシングを再興する会」のメンバーではないとし、「僕は第三者として意見を言っただけで、この件を訴えた側でもなんでもありません。勿論、再興する会を支持していますが、何より現役アマチュアボクサー達にとって良い環境になるように、願うところはそれだけです」と自身の考えを記した。

 また、「五輪のことも言われていますが、一緒に戦ったコーチ、選手達は、全てを知っていますので、それで良いのです。五輪の金メダルじゃなく、世界選手権の銀メダル(これも日本初だし、未だに誰も獲得してない、自慢!笑)こそ、僕のアマチュア時代に残した1番の誇りです。僕は五輪にそこまでの拘りがないですし、何故、(山根会長が)メディアが注目しない、世界選手権のことは自分のおかげと言わず、五輪に拘っていらっしゃるのか、理由は明白だと思います。ですので、どうぞご自由に言ってください」ともつづった。

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