日本スポーツ振興センター(JSC)から交付された助成金で不正流用の疑いがある日本ボクシング連盟が1日、公式サイトを更新し「遺憾ながら、これは事実」とコメントを掲載した。2016年岩手国体の試合での判定に不正があると報じられている件に関しては反論した。
同連盟の山根明会長は同日、岐阜市で行われた全国高校総合体育大会のボクシングの開会式を欠席。日本連盟の吉森照夫専務理事は「3日ほど前から体調を崩して入院している」と説明した。
16年リオデジャネイロ五輪に男子ライト級で出場した成松大介選手(自衛隊)が15年度にJSCから交付された助成金240万円について、山根会長の指示で3等分されて助成対象外の別の2選手に80万円ずつ渡されていたとされる。
助成金の不正流用や不正判定疑惑などを巡っては、都道府県連盟幹部や元選手ら333人が、日本オリンピック委員会(JOC)や日本スポーツ協会に、日本ボクシング連盟への調査、資格停止などの処分を求めて告発状を提出している。〔共同〕
Read Again https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33691220R00C18A8CR8000/
0 件のコメント:
コメントを投稿