
第100回全国高校野球選手権大会の組み合わせが2日、決まり、史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)は、第2日第2試合の1回戦で2016年に全国制覇を達成した作新学院(栃木)と対戦することが決まった。
大阪桐蔭は初戦で今大会の行方を左右するような好敵手との対戦となり、西谷監督は「いい相手とやらせてもらう。勝って勢いを付けたい」と語気を強めた。
今春の選抜大会で2連覇を果たしたチームは、盤石の戦力を誇る。投手陣は、遊撃手との二刀流をこなす右腕・根尾を筆頭に、右の本格派・柿木に加え、左の横川が控えており、層が厚い。
強力打線は穴がなく、どこからでも得点を奪える。突出した存在が、走攻守そろった外野手の藤原だ。北大阪大会の決勝で2点本塁打を含む6安打6打点をマークするなど、同大会の打率は6割超えをマーク。プロ注目の左打者の打棒が、快挙達成へのカギを握る。
春夏連覇を狙った昨夏は、仙台育英との3回戦でサヨナラ負けでの敗退に終わった。チームは悔しさを糧に鍛錬を重ねてきた。昨夏の屈辱を肌で知る主将の中川は「勝ちにこだわり、一番多く校歌を歌えるように戦う」。大本命に死角はなさそうだ。
(吉原知也)
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