9回、サヨナラ本塁打を放つ西武・木村=メットライフドーム(撮影・山田俊介)【拡大】
(パ・リーグ、西武8x-7楽天、12回戦、西武9勝3敗、1日、メットライフ)首位・西武は7-7で迎えた九回に木村文紀外野手(29)が2号ソロを放ち、サヨナラ勝ち。2位・日本ハムにゲーム差なしに迫られていたが、首位の座を守った。
両チーム無得点で迎えた四回、先発の榎田がアマダーに2ランを浴び先制点を献上。しかし、その裏の攻撃で楽天の先発、美馬を攻め一死一、三塁のチャンスを作ると、外崎の投ゴロの間に走者が生還し1点を返す。さらに二死一塁から栗山の右中間適時二塁打を放ち同点とした。なおも二死二塁から中村の左前適時打でこの回3点目。試合をひっくり返した。
五回には一死走者なしから浅村がバックスクリーンへ16号ソロを豪快に叩き込み、リードを広げた。
榎田は先制点こそ奪われたが、六回まで粘投。2点リードの六回には二死一、二塁でペゲーロを3球三振に仕留め、ガッツポーズを見せた。
七回には2番手・増田が1点を失ったが、その裏に山川の20号2ラン、栗山の4号ソロが飛び出し7-3。八回に3点を失い1点差とされると、九回をカスティーヨが押し出し四球を与え同点とされた。
西武はその裏、二死走者なしから木村がバックスクリーンにソロを放ち勝負を決めた。試合後、木村は「九回に追いつかれてしまったので、(こんな展開は)誰もが想像していなかったと思いますが、きた球をフルスイングしました」と笑顔。「手応えは完ぺきでした。いまでも手が震えています」と、劇的な一発を興奮気味に振り返った。土壇場で飛び出した一発でチームは首位を堅持。「きのう、おとといと悔しい負け方をしているので、きょうは意地でも勝ちたかった」とホッとした表情を見せた。
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