3位に敗れた宮原はメダリスト会見の途中で涙がこみ上げ、言葉に詰まった。ジャンプで転倒や回転不足が重なって得点が伸びず、同じ五輪代表の坂本に逆転を許した。「できるはずのことができなかった」。悔しさを隠せなかった。
連続3回転のトーループ、3連続ジャンプのルッツで回転が足りず、終盤の3回転サルコーで軸が傾き転倒した。4連覇を遂げた昨年末の全日本選手権後は1週間を休養に充て、五輪を見据えた調整の意味合いが強かった今大会にはピークを合わせていない。それでも言い訳は一切せず、「心の弱さがあった。どういう状況でもできるのが強い選手。そういう選手になりたい」と言った。
平昌へ向けた仕上げに迷いはない。「これを本番でできれば大丈夫、という状態にはきている。気持ちをコントロールして、この悔しさを五輪でぶつける」と誓った。(台北時事)(2018/01/26-23:54)

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