阪神・藤浪晋太郎投手(23)が29日、沖縄・宜野座でスタートした若手中心の合同自主トレでブルペン入りし、早くも変身ぶりを見せつけた。オフに米テキサス州でダルビッシュ有投手(31)=ドジャースからFA=らと自主トレした際に、ド軍の最強左腕、クレイトン・カーショー投手(29)=から直伝されたというカーブを含め、50球を投げ込んだ。
「いつも通り。いきなり武器になる球種はない」と淡々と話したが、カーブの習得が“2つの効果”をもたらしていた。球を受けた梅野が、「ほぼシュート回転はなかった」と昨季までとは違う変化を感じ取った。昨年、わずか3勝だった原因ともいえる“抜け球”は見られず、6~7割の力でも「打者の手元に食い込む球」と絶賛した。
さらに、決め球フォークのキレも向上したという。シュート回転が修正され、軌道が安定。「真っすぐ縦に落ちる」と、鋭い落差で空振りが取れる球になったと梅野は解説した。藤浪は、23日に鳴尾浜でブルペン入りした際「カーブが良くなるというより、まっすぐにいい感覚が出てくる」と話していた。新球カーブ習得が、復活への足がかりになったのは確かなようだ。(長尾 隆広)
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