ソフトバンク・川崎宗則内野手（３６）の契約更改交渉が２月以降になることが２９日、分かった。球団でただ一人、更改していない。
チームは３０日に福岡市の筥崎（はこざき）宮で必勝祈願を行い、３１日にキャンプ地の宮崎に出発するが、川崎の合流時期は未定。体調不良のため十分に練習ができていないという。球団は１月中の契約更新を目指していたが、蓑原球団統括本部副本部長は「進展はない。１月中に終わりたかったけど、あと２日しかないから」と話し、契約は未更改のまま２月以降へずれ込む見込みとなった。
昨季、米球界から６年ぶりにソフトバンクに復帰した川崎は７月に両足のアキレス腱のけがで離脱し、１軍に戻れなかった。ヤフオクドームで取材に応じた王貞治球団会長は「リーダーとしてチームに必要。一日でも早く本来の形で契約できるように頑張ってほしい」と心配そうに語った。
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