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藤川はキャンプイン前からブルペン入りし投球練習する Photo By スポニチ |
沖縄のキャンプ地で自主トレを続けている阪神・藤川は、ブルペンで捕手を座らせ、この日の宜野座ブルペンでは最多となる71球。先乗り合同自主トレ組とは別だが、藤浪、秋山、岩貞ら若手と同じタイミングでマウンドへ上がると最後は一人となる中で腕を振り、順調な調整ぶりを披露した。
「傾斜に慣れているだけなので、ピッチングじゃないよ」
若手をしのぐ投球にも藤川自身は首を振ったが「球数を投げられているのは元気な証拠。良い体の使い方ができている」と、現時点でのコンディションは万全とした。
年明け5日から石崎、坂本らと合同自主トレをスタートし、一日7時間に及ぶハードなトレーニングを敢行。25日に打ち上げて以降も現地に残って体をいじめ抜いている。
昨季はドリス、マテオ、高橋、桑原、岩崎の5人が60試合以上登板し、全員が万全な状態でシーズンに入ることができるか未知数。「どこかが欠けたら困る」と、自身も昨季は52試合に登板しているが、開幕直後から5月にピークを持っていくべく、早めの調整を続けている。すべてはチームのため、そして13年ぶりのリーグ優勝のために他ならない。
本格的な投球でなくても、しなやかな腕の振りやボールの力感には「有言実行」へ、ベテランの思いが込められていたようにも感じられた。キャンプインを前に、心身ともにギアを上げるのは、若手だけではない。 (遠藤 礼)
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