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日本相撲協会は26日、東京都墨田区の両国国技館で新たに選任された親方の理事10人が出席した新理事会を開いて理事長を互選し、現職の八角理事長(元横綱北勝海)の続投を決めた。無投票とみられる。任期は1期2年。
新理事会に先立って評議員会(池坊保子議長=元文部科学副大臣)が開かれ、2月の理事候補選挙で当選した親方10人の理事選任を決めた。
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3期目に入る八角理事長は会見し、「まずは暴力問題根絶に取り組む。(不祥事続出に)申し訳なく思っている。1つ1つ解決していくのが私の役目」と述べた。
協会は元横綱日馬富士の十両貴ノ岩に対する傷害事件など噴出する不祥事や貴ノ岩の師匠、貴乃花親方(元横綱)による協会批判で揺れている。貴乃花親方は弟子である十両貴公俊の付け人暴行を機に矛を収めた形になっているが、協会側との溝が埋まったわけではなく、八角理事長は難しいかじ取りを迫られそうだ。
企画制作:産経デジタル
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