2018年3月29日木曜日

大横綱「強硬」裏目に 貴乃花親方に降格処分

両国国技館を後にする貴乃花親方(左)と十両・貴公俊=東京都墨田区で2018年3月29日午後、太田康男撮影

弟子の十両・貴公俊の暴行で説得力失う

 5カ月に及んだ「独り相撲」の結末が5階級降格だった。大相撲の貴乃花親方(元横綱)が29日、日本相撲協会の理事会で2階級降格の処分を受けた。「平成の大横綱」は十両・貴ノ岩が被害者となった元横綱・日馬富士の傷害事件が発覚した昨年11月以降、孤立を辞さない強硬姿勢で協会と対立。不祥事が相次ぐ角界改革の旗手にも見立てられたが、弟子の十両・貴公俊の暴行で説得力を失った。貴乃花親方は「ゼロからスタートして行く」とコメントを出した。

 貴乃花親方は29日午後1時20分ごろ、東京・両国国技館で行われた理事会に、処分の通告を受けるため呼…

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