■J1第19節 神戸 3-1 大宮
神戸：ポドルスキ（49、62分）、田中英（78分）
大宮：マルセロ・トスカーノ（60分）
明治安田生命J1リーグ第19節が29日に行われ、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸と大宮アルディージャが対戦した。試合は神戸が3-1で勝利を収め、2連勝を飾った。
9位の神戸は第15節から17節まで3連敗を喫するなど失速していたが、前節のベガルタ仙台戦では3-0の快勝を収めた。この日は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがJリーグ初戦を迎えるなど、中断期間に新戦力が加入。後半戦の巻き返しに期待がかかる。一方、大宮も5月末の監督交代以降は徐々に調子を上げており、降格圏脱出に向けて勝ち点を積み重ねていきたい。神戸はポドルスキが先発したほか、元日本代表FWハーフナー・マイクがベンチスタート。大宮は新加入のマルセロ・トスカーノがスタメンに名を連ねた。
最初の決定機は大宮。7分、カウンターからマルセロ・トスカーノのスルーパスに反応した江坂任が最終ラインの裏に抜け出すと、ワンタッチでGKキム・スンギュをかわして無人のゴールへシュート。しかし、ここは惜しくも枠の右に外れてしまい、先制点とはならなかった。
なかなかシュートまで持ち込めない神戸。34分、ニウトンからパスを受けた三原雅俊がタテパスを入れる。ペナルティエリア内右でこれを受けた渡邉千真が右足シュートを放ったが、ここは惜しくも枠の上に外れてしまう。
さらに前半終了間際の45分、ペナルティエリア手前でFKのチャンスを得ると、ポドルスキが左足で直接狙った。しかし、ここはわずかに壁に当ってしまい、枠を捉えることはできなかった。このままスコアレスでハーフタイムを迎える。
すると後半立ち上がりにスコアが動く。49分、神戸は渡邉がシュートを放つと、一度はブロックされたボールをペナルティエリア手前でポドルスキが拾う。そのまま左足を振り抜くと、ボールはゴール右下に決まり、神戸が先制に成功した。ポドルスキにとっては来日初ゴールとなった。
しかし、大宮もすぐさま反撃。60分、パスワークから右サイドに抜け出したマテウスが中央へ折り返すと、これをマルセロ・トスカーノが押し込み、同点に追いついた。マルセロ・トスカーノも初ゴールとなった。
追いつかれた神戸。しかし、Jデビューを果たしたポドルスキが、再び“ワールドクラス”の実力を発揮する。後半から入った大森晃太郎が右サイドからクロスを入れる。これをゴール前に走り込んだポドルスキが頭で合わせ、再び勝ち越しに成功した。
さらに78分にはポドルスキからパスを受けた橋本和がクロスを入れる。相手DFに弾き返されたこぼれ球を田中英雄がミドルシュート。これが再びゴール右下に決まり、神戸が3点目を奪った。試合はこのまま3-1で終了。神戸が2連勝を飾った。
Read Again http://www.goal.com/jp/ニュース/ポドルスキが衝撃の2ゴールデビュー神戸が大宮に快勝で2連勝j1リーグ第19節/13xls0371y9id1pfsep9k0xvqf
0 件のコメント:
コメントを投稿