6回の第3打席、ファールフライを打ち上げアウトになる早実・清宮=神宮球場(撮影・早坂洋祐)【拡大】
第99回全国高校野球選手権大会西東京大会決勝(30日、早実2-6東海大菅生、神宮)プロ注目のスラッガーの清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実は東海大菅生に2-6で敗れ、春夏連続の甲子園出場を逃した。清宮は3打数1安打1四球で史上最多を更新する高校通算108号は出なかった。勝った東海大菅生は2000年の82回大会以来、17年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。
超満員となった神宮球場。東海大菅生は一回に一死一、二塁と好機を作ると、4番・片山が早実先発の雪山から中前適時打を放ち、1点を先制した。その裏、早実の清宮は一回の第1打席で二死走者なしから一ゴロに倒れた。
早実は二回、二死二塁から7番・福本の右中間適時三塁打を放って1-1とした。早実は四回、先頭・清宮は四球だった。この後、無死一、二塁と好機と作ったが、後続を断たれた。
東海大菅生は五回、二死一塁から3番・小玉が三塁方向へ打球を放つと三塁手からの送球を一塁手・清宮が捕れず、ボールがファウルグランドを転々。その間に一走が一気に本塁へ生還し、2-1と勝ち越した。なおも二死二塁から4番・片山、5番・奥村が連続適時打を放ち、4-1とした。
早実は六回、先頭で清宮の第3打席を迎えたが捕邪飛に倒れた。
早実は八回、一死走者なしの第4打席で清宮は痛烈な打球で右前打を放った。しかし続く4番・野村が遊ゴロ併殺に倒れた。
東海大菅生は九回、一死一塁から2番・松井が一ゴロを放つと早実の一塁手・清宮が一塁のベースカバーに入った雪山に悪送球。ボールがファウルグラウンドに転がる間に一走が一気に本塁へ生還し5-2とした。なおも二死二塁とし4番・片山が右翼線適時二塁打を放ち6-2とした。先発の松本が2失点完投した。
熱気に包まれた神宮。当日券は午前11時4分に完売となった。28日には前売り券1万枚が完売。東京大会初の札止めとなり、神宮球場は試合開始2時間前にもかかわらず外野席まで埋まった。この日は午前9時開門予定も、前日の16時頃から列ができ始め、6時52分に開門を早めた。
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