1回、先制の適時打を打つ東海大菅生・片山昴星=神宮球場(撮影・早坂洋祐)【拡大】
第99回全国高校野球選手権大会西東京大会決勝(30日、早実-東海大菅生、神宮)プロ注目のスラッガーの早実の主将の清宮幸太郎内野手(3年)は「東海大菅生との決勝に「3番・一塁」で先発出場。一回の第1打席は二死走者なしから一ゴロに倒れた。
先攻の東海大菅生は一回に一死一、二塁と好機を作ると、4番・片山が早実先発の雪山から中前適時打を放ち、1点を先制した。
早実は二回、二死二塁から7番・福本の右中間適時三塁打を放って1-1とした。
早実は四回、先頭で清宮の第2打席は四球だった。この後、無死一、二塁とチャンスを広げたが、後続が倒れ無得点だった。
東海大菅生は五回、二死一塁から3番・小玉が三塁方向へ打球を放つと三塁手からの送球を一塁手・清宮が捕れず、ボールがファウルグランドを転々。その間に一走が一気に本塁へ生還した。2-1と勝ち越すとなおも二死二塁から4番・片山、5番・奥村が連続適時打を放ち、4-1とした。
早実は六回、先頭で清宮の第3打席を迎えたが捕邪飛に倒れた。この後、一死三塁とすると相手の暴投で三走が生還し、2-4とした。
早実は八回、一死走者なしの第4打席で清宮は右前打を放った。しかし続く4番・野村が遊ゴロ併殺に倒れた。
熱気に包まれた神宮。当日券は午前11時4分に完売となった。28日には前売り券1万枚が完売している。
東京大会初の札止めとなり、神宮球場は試合開始2時間前にもかかわらず外野席まで埋まった。この日は午前9時開門予定も、前日の16時頃から列ができ始め、6時52分に開門を早めた。
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