2017年7月31日月曜日

長打と確実性の三塁手=ベルトレ、3000安打到達-米大リーグ

オリオールズ戦の4回に通算3000安打を達成し、グラウンドで家族を抱き締めるレンジャーズのベルトレ(左端)=30日、アーリントン(AFP=時事)

 【アーリントン時事】米大リーグで通算454本塁打を放っているレンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手(38)が30日、アーリントンで行われたオリオールズ戦の四回に二塁打を放ち、史上31人目の通算3000安打を達成した。
 米国外出身者では、昨年8月に達成したマーリンズのイチローに次いで5人目。ドミニカ共和国の選手としては初めてで、「素晴らしい選手がたくさんいる中で最初に達成できて誇りに思う」と喜びに浸った。
 ベルトレの特徴は、年齢を重ねるごとに打撃の確実性が増したことだ。1998年のデビューから昨季まで19年間で打率が3割を超えたシーズンは6度あるが、うち5度は30歳を過ぎてからだった。3000安打と600二塁打、450本塁打もクリアしたのはベルトレが4人目で、バニスター監督は「とてもまれな選手だ」と表現した。
 主に三塁を守った選手としては史上3人目だが、ベルトレはゴールドグラブ賞も5度と守備にも秀でている。「20年もプレーできるとは思わなかったし、3000安打を打つなどと想像もしなかった」。本拠地アーリントンで3万2000人の大歓声に包まれ、最高の瞬間を迎えた。(2017/07/31-15:45) 関連ニュース

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