2018年1月1日月曜日

レース内外で新外国人効果 厚み増した旭化成が快勝 全日本実業団駅伝

 18年ぶりに優勝した前回大会よりもたくましさを増していた。旭化成が2位に2分以上の差をつけ連覇。チームにとって初の外国人選手、キプヤティチの存在がレースの内外で大きかった。

 外国人選手が集まる2区でキプヤティチが区間3位と好走。2位に6秒差をつけ、トップに躍り出た。2区を終えて20位だった前回と比べものにならない状況に「3区以降の選手はすごくレースがやりやすいし、レースを進める上でもアブラハム(キプヤティチ)の走りが刺激になった」と西監督。ホンダの粘りに遭ったものの、5区の村山謙、6区の市田宏がともに2年連続区間賞の走りであっさり突き放した。

 チーム内競争の面でも好影響を与えた。日本人の“出場枠”が一つ減ったことで「競い合いのレベルが上がった」(茂木)。高校と大学で留学生がいなかった市田孝は加入を待ちわびていたそうで「練習から質が高く、プラスにしか働かなかった」と効果を語った。

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