2018年1月2日火曜日

帝京大が10季連続の決勝進出 東海大を31-12で下す/大学選手権

 ラグビーの全国大学選手権は2日、東京・秩父宮ラグビー場で準決勝が行われ、前人未到の9連覇を狙う帝京大(関東対抗戦1位)が、2季連続準優勝の東海大(関東リーグ戦2位)を31-12で破り、10季連続の決勝進出を決めた。7日の決勝(秩父宮)では明大(関東対抗戦2位)と対戦。対抗戦同士の決勝対決は2014年度の帝京大-筑波大以来で、帝京大と明大の決勝での顔合わせは初めて。

 一昨季、昨季と決勝で当たったこのカード。東海大がいきなりスコアした。開始のキックオフは帝京大がキャッチしたが、激しく競り合ってターンオーバー(相手ボールの奪取)。素早い右展開でWTB小野木晃英がトライしたのがわずか25秒。FB野口竜司のゴールも決まり7-0と先制パンチを放った。

 帝京大は9分、長い連続攻撃から、LO秋山大地が抜け出し、CTBニコラス・マクカランにつないでトライ。WTB竹山晃暉のゴールで7-7に追いついた。珍しく接点でのハンドリングミスなどでボールを手放すことが多かったが、37分、連続攻撃で右展開。1年生WTB木村朋也が右ライン際を突進。タックルにきた野口をかわして中央に走り込んだ。竹山のゴールも決まり、14-7と勝ち越して前半を終えた。

 後半14分、帝京大は相手ゴール前スクラムからSH小畑健太郎-ニコラス・マクカランとつないでトライ。竹山のゴールで21-7とリードを広げる。21分にはパスミスをカバーした木村が内のスペースを見つけてゲイン。ラックから左に回して竹山がトライ、自らゴールも決め28-7とした。36分には竹山が手堅くPGに成功し、試合を決定的にした。40分に東海大はSHからWTBに移った山菅一史がトライを返したが、反撃が遅かった。

帝京・岩出監督の話「東海さんの厳しいアタックを止めきったことが大きかったと思います。今日は会心の勝利です。本当に学生がしっかりまとまってきたのを感じます」

試合結果へ試合日程へ組み合わせへ

Let's block ads! (Why?)

Read Again http://www.sanspo.com/rugby/news/20180102/uni18010215580003-n1.html

0 件のコメント:

コメントを投稿