2018年3月1日木曜日

山中、涙浮かべ現役引退表明「これが最後。これで終わり」/BOX

試合に敗れがっくり肩を落とす山中慎介=両国国技館(撮影・蔵賢斗)

試合に敗れがっくり肩を落とす山中慎介=両国国技館(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 プロボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ(1日、東京・両国国技館)前王者の山中慎介(35)=帝拳=が、ルイス・ネリ(23)=メキシコ=との再戦で2回1分3秒TKO負けし、王座復帰はならなかった。ネリは前日計量に失敗して王座剥奪となったため、王座は空位のままとなった。山中はネリの攻めに守勢となり1回終盤にダウンを奪われた。2回序盤にも続けてダウンを喫し、レフェリーが試合を止めた。

 山中は試合後、涙を浮かべながら「本当に一言では言いきれない。必死に応援してくれた皆さんには感謝しかない。自分のことのように喜んだり泣いてくれた。そういったところはすごく届いていた。感謝しかない。お礼はゆっくりと時間はかかるけどいろんな方にお礼を言いたい」と気丈に話した。

 今後に関しては「こうすれば良かったという悔いはない。もちろんこれが最後。これで終わり」と現役引退を表明した。

山中 慎介(やまなか・しんすけ)

1982(昭和57)年10月11日生まれ、35歳。滋賀・甲西町(現湖南市)出身。南京都高(現京都広学館高)3年で国体優勝。専大卒業後の2006年1月にプロデビュー。11年11月にWBC世界バンタム級王座を獲得し、今年3月に日本歴代単独2位となる12度目の防衛に成功。昨年8月に防衛に成功すれば日本歴代最多の具志堅用高と並ぶ13度目の防衛戦に臨んだが、プロ初の敗戦を喫して失敗。左ボクサーファイター。1メートル70。

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