アメリカンフットボールの悪質反則問題で、反則指示をしたとして関東学生連盟から除名処分を受けた日本大の内田正人前監督と井上奨前コーチが処分を不服とし、近く異議申し立てをすることが25日、関係者への取材で分かった。資格剥奪とされた森琢前ヘッドコーチは既に異議を申し立てたとみられる。
5月の定期戦で日大の選手が危険なプレーで関西学院大の選手を負傷させた。調査した関東学連の規律委員会と日大の第三者委員会は内田氏らの反則指示を認定。日大アメフット部も関東学連に提出したチーム改善報告書で内田氏らの責任を明確にした。
内田氏は5月下旬の記者会見で指示を否定したが、自宅待機となった6月以降は公の場で反論していない。関東学連は6月26日の総会で内田、井上両氏の処分を正式決定。通知を受けてから30日以内なら異議申し立てができる。
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