© Mark Sutton/Sutton Images
シーズン第11戦ハンガリーGP初日、マクラーレンは2回目のフリー走行でフェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドールンもトップ10に入った。
フリー走行1回目はアロンソとバンドールンが7番手と8番手に並んでいる。
フェルナンド・アロンソ
「いい1日だった。金曜日に鮮明な図を描くのはいつだって難しいけど、僕らはおおむね予想通りのところにいる。いいテストができたから、これからデータを分析して、どこが進歩したかを確かめたい。ここ数戦のレースと比べて、僕らはここで少しだけコンペティティブなはずだし、Q3やトップ10フィニッシュを狙えるっていうのは気分がいい。隅々にまで気を配っているよ――ちょっとしたことが大事だからね」
ストフェル・バンドールン
「2台揃ってトップ10、今日は僕たちにとってとてもポジティブな1日だね。すべてが予想通りにいった。いつものように、中団グループのタイムはかなり接戦だから、少しでも改善できるように、明日に向けてほんの小さな進歩を見つけることがとても重要になってくる。セッション終盤にMGU-Hにトラブルが起きたけど、僕が使っていたパワーユニットはすでにマイレージが終わりに近づいていたから問題なし。どっちにしろ、別のエンジンを積むことになっていたし、幸い、今回はペナルティもない。マシンは快適だよ。まだ100%の状態にはなっていないけど、明日もまた一歩前進できると確信している」
エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)
「両セッションで2台が揃ってトップ10フィニッシュできたことはうれしい。イライラさせられる多数の赤旗により進歩が難しかった2回のセッションとも、フェルナンドとストフェルはラップを重ねるごとにお互いのペースにマッチする見事な一貫性を披露した。難しい環境だったにもかかわらず、ストフェルはとりわけ印象的だったように思う。彼のパフォーマンスは過去数レースを通して密かに、だが着実に進歩を遂げてきたことを強調している。午後の走行がMGU-Hの問題で短縮されてしまったことだけが悔しいが、載せていたのは古いパワーユニットでマイレージの限界が近づいていたため、どちらにせよ残りの週末で使用する予定のものではなかった。つまり、この後の週末には一切影響しないということだ。今回のグランプリはポジティブなスタートを決められたとはいえ、今週末にマシンのパッケージから最大の力を引き出すためにはまだやるべきことがたくさん残っていることを忘れてはならない」
長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)
「ポイント獲得を期待してハンガロリンクに乗り込み、初日の今日はポジティブなスタートになったと思います。フェルナンドはマシンのベストバランスを見いだすため、さまざまなセッティングを試しながら新しい空力パーツを搭載して走行しました。ストフェルもしっかりと走り込み、チームメイト間のラップタイムは接近しています。FP2終盤にかけてMGU-Hのトラブルが起きたためにストップさせなければなりませんでしたが、パワーユニットの寿命が近づいていたのが理由で、FP2が終わってから交換する計画だったので、残りの週末に関しては影響ないと考えています。加えて、今夜、取り組む予定のパワーユニット交換に際しては一切のペナルティを受けることはないはずです。明日は暑いコンディションの中でまたもタフなセッションに臨むことになりますが、ハンガリーでは両ドライバーが揃ってQ3に進むだけの十分なポテンシャルがあると思っています」
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