高校通算107本塁打を放った山本大貴さん。JR西日本に勤務している=6月(同社提供)【拡大】
第99回全国高校野球選手権大会西東京大会準決勝(28日、早実4-1八王子学園八王子、神宮)「3番・一塁」で先発出場した主将の清宮幸太郎内野手(3年)が、七回に貴重な追加点となる左中間席へのソロを放ち、高校最多記録とされる山本大貴(兵庫・神港学園)の通算107本塁打に並んだ。
早実・清宮に107本塁打で並ばれた山本大貴(ひろき)さん(23)は、勤務先の西日本旅客鉄道(JR西日本)を通じ「おめでとうございます。騒がれている中、打てることはすごいと思います。早く僕の記録を抜いてくださいというのが本心です」と祝福した。
清宮と同じ左打者だった山本さんは高校卒業後、社会人野球のJR西日本で4年間プレー。引退後は西条駅(広島県東広島市)で勤務している。兵庫・神港学園時代を「本数自体は気にしていなかった。チームの勝利のために打席に立っていた」と振り返った。
甲子園には出場できず、神港学園のグラウンドは右翼90メートル、中堅105メートル、左翼100メートルと狭く、本塁打が出やすいとの声もあったが、能力がなければ難しい記録であるのは事実だ。
山本さんは「清宮君は今後日本球界を背負っていく選手になっていくと思う。自分と比べられる選手ではない。周りを気にせずに伸び伸びと野球をやってもらいたい」とエールを送った。
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