2017年7月28日金曜日

秋山8年目“巧み”な9勝目「打者心理考えず、シンプルに」…阪神は単独2位に

 阪神は28日、ナゴヤドームで行われた中日戦で、5-0で勝利。秋山が7回無失点で9勝目を挙げた。

 今季、自信を深めた切れのある直球がさえた。

香田投手コーチは「高低、内外角、緩急を使って投げられた」と文句なしの投げっぷりに舌を巻いた。

 走者を背負っても動じない姿がプロ8年目の成長を物語る。七回には2死一、二塁とピンチを背負ったが工藤からこの日8個目の三振を奪って切り抜けた。

 開幕から先発ローテを守り、登板数は16を数えた。経験が増えたと同時に迷いもあったといい、「打者心理を考えてしまい、不安があるなかで投げていた」と球宴前を振り返る。だからこそ、心がけるのは「考えすぎずシンプルに投げること」。最近は2年目の坂本とバッテリーを組む試合が増えたが、「必死にリードしてくれて、自信を持って投げられている」と煩悩も吹っ切れた様子だ。

 「結果を出すことが一番。目の前の試合を必死に投げていきたい」。チームを単独2位に浮上させた26歳の立役者は、さらに気合をみなぎらせた。(岡野祐己)

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