他のサーキットと比較してパワーの影響が少ないハンガロリンクでポイント獲得を目指して乗り込んだマクラーレン・ホンダは両方のドライバーが2つのセッションをトップ10圏内で終える上々のスタートを切った。
フリー走行2回目にはストフェル・バンドーンのMGU-Hに問題が発生したが、tチームは交換を予定していた古いパワーユニットであり、残りの週末に影響を及ぼすことはないとしている。
「我々はポイント獲得の期待とともにここハンガロリンクに来ましたし、今日は我々にとってポジティブなスタートでした」と長谷川祐介はコメント。
「フェルナンドはクルマの最適なバランスを見つけるために新しいパーツで様々なセッティグを試しながら走行しました。ストフェルもいい走りをしていましたし、ラップタイムもチームメイトに接近してしました」
「FP2終盤にMGU-Hの問題によって彼のマシンを止めなければなりませんでしたが、パワーユニットはほぼ寿命に近づいていたし、FP2後に交換する予定だったので、彼の残りの週末に影響を及ぼすことはありません。そのうえ、今夜実施する今回のパワーユニット交換でペナルティを受けることはないと思っています」
「明日も暑いコンディションのなか厳しいセッションになると思いますが、ここハンガリーでは両方のドライバーがQ3に進出するポテンシャルがあると思っています」
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「両方のドライバーで2台揃ってトップ10内で一日を終えることができたのは喜ばしいことだ」とコメント。
「フェルナンドとストフェルは、フラストレーションの溜まる赤旗によって進歩が難しかった2つのセッションでラップ毎にお互いに合致した素晴らしい一貫性を示していた」
「それにも関わらず、今日のストフェルは特に印象的だった。彼のパフォーマンスは過去数戦で地道に果たしてきた安定した進歩を明白に示している。彼の午後のセッションがMGU-Hの問題によって短縮されてしまったのは残念だ。マイレージが限界に近づいていた古いユニットであり、いずれにせよ、残りの週末で使われることのないものだ。彼の残りの週末に影響は及ぼさない」
「我々は今回のグランプリでポジティブなスタートを切っているが、今週末クルマのパッケージを最大限に引き出すにはまだやれなければならない仕事が多く残っていることを忘れてはいない」
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