来年2月に迫った平昌冬季五輪のスピードスケート日本代表が30日、正式に発表され、女子の小平奈緒(31)=相沢病院=や高木美帆(23)=日体大助手=ら、本番でメダル量産を期待される男女各8人が出そろった。
スピードスケートで日本女子はこれまで銀メダルが最高。昨季から国内外で24レース無敗の500メートル、世界記録を持つ1000メートルで金メダルを有望視される小平は「これまで積み上げてきたものを出し切ること」と本番への決意を述べた。
高木美は今季ワールドカップ(W杯)で4戦全勝の1500メートルなど個人3種目と、姉の高木菜那(25)=日本電産サンキョー=らと組んで世界記録を連発した団体追い抜きで選ばれた。「団体追い抜きでは金メダルを狙い、個人種目でも今まで以上の戦いができるように」と頂点をにらんだ。
男子500メートルで2010年バンクーバー大会銅メダルの加藤条治(32)=博慈会=は4大会連続出場となる。
代表は11~12月に開かれたW杯の成績や、今月30日まで長野市で行われた五輪代表選考会の結果を基に決定。女子は最大10人を派遣できるが、上位選手が複数種目で重複し2枠を使わなかった。
スピードスケート五輪代表は次の通り。
男子 長谷川翼、ウイリアムソン師円(以上日本電産サンキョー)山中大地(電算)加藤条治(博慈会)小田卓朗(開発計画研究所)中村奨太(ロジネットジャパン)土屋良輔(メモリード)一戸誠太郎(信州大)▽女子 小平奈緒(相沢病院)郷亜里砂(イヨテツク)神谷衣理那(高堂建設)高木美帆(日体大助手)菊池彩花、押切美沙紀(以上富士急)佐藤綾乃(高崎健康福祉大)高木菜那(日本電産サンキョー)〔共同〕
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