ギャビ・ガルシア(32)=ブラジル=の12キロの体重オーバーで試合の中止が発表され、2連続の欠場となった神取忍(53)=LLPW―X=がリングに上がり、ギャビとの再戦を訴えかけた。
神取はリング上にあがり「今日は本当に残念で、悔しいです」と悔しさをにしませた。「この1年、人生をかけ、ギャビを倒すためにやってきました。31日やらせてくれと言いました。ルールがあっての対戦です。昨年は私がケガをしてしましました。なので、皆さんにお願いです。二人の体調が整ったら是非戦いたいと思います。高田本部長よろしくお願いします」と高田延彦統括本部長(55)に訴えかけた。
高田は神取の真意を問い、さらにギャビをリング上に呼び込んだ。ギャビは涙ながらに体重オーバーを謝罪し、神取との再戦を臨んだ。
高田本部長はこれを了承。最後は両者が握手を交わした。
◆ギャビ・ガルシア 1985年11月17日、ブラジル出身。32歳。世界柔術選手権で9回優勝、アブダビコンバットで3回優勝している「世界最強の女柔術家」。2015年大みそかの「RIZIN」で総合格闘技デビュー。186センチ。
◆神取 忍(かんどり しのぶ) 1964年10月30日、神奈川県横浜市生まれ。53歳。15歳から柔道を始め、1986年女子プロレス団体ジャパン女子プロレスに入団。「四天王」と呼ばれる看板レスラーに登りつめ、北斗晶、ブル中野らと激闘を繰り広げ、女子プロレスを牽引した。95年には女子初の総合格闘技L―1に参戦。2004年には政界入り。16年年末の「RIZIN」でギャビ・ガルシアとの一戦が決まるも、練習中のケガでドクターストップとなり欠場した。170センチ。
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