オリックスからダイヤモンドバックスへFA移籍が決まった平野佳寿投手(33)が26日、大阪・舞洲のオリックス施設で移籍決定の報告会見を行った。「決まって少しホッとしている。向こうにいくだけじゃなく、結果を出さないといけない」。複数あったというオファーの中から選んだ理由には「一番はじめにオファーをしていただいたし、GMや監督にお会いして熱意を持って誘っていただいた」と説明。本拠地アリゾナ州フェニックスの温暖な気候や環境面も、家族と住むにあたって決め手の1つになったという。
日本で156セーブの実績を積み上げたが「ルーキーのつもりでしっかりアピールして自分のポジションをつかみたい。最初からクローザーとは思っていない」と話した。チームのクローザーは今季限りでロドニーが退団。平野はセットアッパーのブラッドリーのほか、11月末にレイズから獲得した通算44セーブのボックスバーガーと守護神の座を争うことになる。
既に11月からメジャー使用球で練習を積んでいる。12年間プレーしたオリックスに深く感謝した平野は「向こうでワールドチャンピオンになれるように頑張りたい」と意気込んだ。年明けは地元京都での自主トレを予定している。

0 件のコメント:
コメントを投稿