2017年12月30日土曜日

白鵬同席の場で相撲人生フイにした日馬富士「一瞬で悪いイメージへ」

 一瞬にして“相撲人生”を失ってしまった。大相撲の横綱日馬富士が平幕貴ノ岩への暴行事件の責任を取り2017年11月29日に引退を表明した。この事件はネットニュースでも高い関心を呼んだ。99年ぶりに3横綱2大関を欠き、一人横綱として土俵を務めた9月の秋場所を制し、9度目の優勝を果たしたばかりだった。日本国籍を取得していなかったため親方として協会に残れず、ベテランの域に達しつつある33歳にとってはあまりに後味の悪い最後だった。

 九州場所3日目の11月14日、一部報道でモンゴルの後輩への暴行が明るみに出ると、日馬富士は同日から休場。そのまま土俵に戻ってくることはなかった。 

 日馬富士は日本相撲協会の事情聴取に対し、「今まで17年間頑張ってきたが、一瞬で悪いイメージになってしまった。本当に反省している」と述べたという。

 相撲協会の調査で詳細が明らかになった。

 報告書によると、秋巡業中の10月25日に鳥取県内で行われた食事会には白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士、貴ノ岩、石浦らと関係者の合計13人が出席。1次会で、白鵬が9月に粗暴な言動をしたとして貴ノ岩をモンゴル語でとがめた。日馬富士が貴ノ岩をかばって、その場は収まったという。

 午後11時過ぎから翌26日午前2時ごろまで続いた2次会にも、1次会の出席者のほとんどが参加。ラウンジの個室で白鵬が貴ノ岩と照ノ富士に日ごろの言動について注意した。

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