2017年12月30日土曜日

拳四朗が2度目の防衛=井上尚はボワイヨと対戦-ボクシング世界戦

WBCライトフライ級タイトルマッチでペドロサを下し、2度目の防衛に成功した拳四朗=30日、横浜文化体育館

 ボクシングの世界タイトルマッチ12回戦は30日、横浜文化体育館で2試合が行われ、世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級はチャンピオンの拳四朗(BMB)が同級11位のヒルベルト・ペドロサ(パナマ)を4回1分12秒TKOで下し、2度目の防衛に成功した。
 拳四朗は4回、相手の打ち終わりに右を当ててロープ際へ飛ばし、左ボディーブローから右のダブルでダウンを奪取。さらにボディーへの連打で倒し、戦績を12戦全勝(6KO)とした。ペドロサは18勝(8KO)4敗2分け。
 世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級は、王者の井上尚弥(大橋)が7度目の防衛を懸けて同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)と対戦。
 東洋太平洋フェザー級タイトルマッチでは、2012年ロンドン五輪男子バンタム級銅メダルの清水聡(大橋)がフィリピン選手にTKO勝ちして初防衛に成功。デビューから5戦全勝(5KO)とした。 
 ◇拳四朗の略歴
 拳 四朗(けん・しろう、本名寺地拳四朗=てらじ・けんしろう)14年8月、プロデビュー。日本と東洋太平洋のライトフライ級王座を獲得後、17年5月に世界初挑戦でWBC同級王座を奪取。同年10月、ゲバラ(メキシコ)を下して初防衛。父は日本ミドル級、東洋太平洋ライトヘビー級元王者の寺地永さん。右ボクサーファイター。164.1センチ。25歳。京都府出身。(2017/12/30-20:09)

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