矢板中央は後半に華麗なボレーシュートを決められ、初の決勝進出の夢はついえた。

 全国高校総体覇者、流通経大柏の波状攻撃を何度も食い止めたが、稲見主将は「(得点した)9番は警戒していたが、うまかった…」と認めざるを得なかった。

 今季は全国高校総体の出場を逃すなど低迷が続き、戦い方が堅守速攻からぶれた時期もあった。

 当時の苦悩を思い出し、3回戦後に涙した高橋監督も、この日は同校の最高成績に並ぶ4強入りを果たした選手を「最後まで諦めず、素晴らしい舞台で素晴らしい相手と粘り強く戦った」と笑顔でたたえた。