演技する宇野昌磨=ミラノ(共同)【拡大】
フィギュアスケート世界選手権最終日(24日、ミラノ)男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位で平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は273・77点で2位、同11位の友野一希(19)=同大=は自己ベストの256・11点で5位、同14位の田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=は合計236・66点で13位。五輪2連覇の羽生結弦(23)=ANA=が右足首の故障により欠場した大会で、上位2選手の順位合計は「7」で、日本はさいたま市開催となる来年の出場枠で最大3枠を確保した。ネーサン・チェン(18)=米国=が合計321・40点で初優勝した。
上位2選手の順位合計が「13」以内なら3枠を維持できたが、SP終了時で「16」。羽生の故障欠場で補欠から繰り上がった初代表の友野は自己ベストと健闘したが、右足甲に痛みを抱える宇野と、新調したスケート靴が合っていない田中はともにジャンプのミスが出て出遅れていた。
現役続行を表明している羽生と宇野の2人は実力が抜きんでている。最大3枠確保には、友野の活躍が大きかった。SPに続きフリーも自己記録の173・50点をマーク。冒頭の4回転サルコー-2回転トーループはGOE(出来栄え点)で減点されたが、その後の4回転サルコーは成功。基礎点が1・1倍になる後半にはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-2回転トーループ-2回転ループの3連続ジャンプを決め、演技後はガッツポーズを見せ、会心の笑みを浮かべた。
宇野は冒頭の4回転ループで転倒、続く4回転フリップでは着氷の際に手をつき転倒。後半も得意とするトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で着氷が乱れ、GOE(出来栄え点)で減点され、4回転トーループで尻もちをつくなど、けがの影響で精彩を欠き、179・51点だった。
痛みで20日午後の公式練習を数分で切り上げ、その後の練習で割り当ての時間を使い切ることはなく、ジャンプを跳ぶ回数も少なかった。出場も不安視されたが、欠場は考えず。五輪2連覇のエース羽生結弦(23)=ANA=が不在のため、期待を一身に背負った男は苦境の中で強い気概を持って滑りきった。
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