阪神、秋山が１失点完投で勝率５割に復帰 ＤｅＮＡに７－１で快勝

２回、力投する阪神・秋山＝甲子園球場（撮影・森本幸一）【拡大】

　（セ・リーグ、阪神７－１ＤｅＮＡ、３回戦、阪神３勝、１日、甲子園）阪神がＤｅＮＡに快勝した。先発した秋山拓巳投手（２７）が１０７球を投げ９三振を奪うなど６安打１失点完投。４月７日の巨人戦以来となる今季２勝目（３敗）を挙げた。打線も一回から効果的に点を重ね、チームは２連勝で５割復帰となった。

　甲子園で阪神打線が鮮やかな先制攻撃。一回、先頭の上本が相手先発の今永から左中間二塁打、植田の投前犠打で一死三塁とし、糸井の左中間二塁打で先制した。二死後、福留の死球で一、三塁とし、糸原の中前適時打で２点目。なおも二死一、二塁から俊介の中前適時打で３点目を奪った。

　阪神は四回一死二、三塁と好機を作り、秋山が左前適時打を放ち、１点を追加。なおも一死一、三塁から、上本が中犠飛を放った。打線はつながる。なおも二死一、三塁とし、糸井が二塁適時内野安打を放ち、６－０とした。

　阪神は六回二死から、上本が３番手・三嶋から左越え１号ソロを放ち、７－０とした。

　秋山は八回まで３安打無失点と安定感が際立った。九回に筒香に左犠飛を許したものの、完投で救援陣を休ませた。

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