<フィギュアスケート:全日本選手権>◇22日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ◇男子SP
連覇狙う宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は、SP96.83点で首位発進を決めた。
冒頭の4回転フリップは高いジャンプから難なく着氷。全身を大きく使いステップを刻んだ。後半の4回転トーループは着氷後に少しバランス崩すもこらえ、シングルジャンプにつないだ。トリプルアクセルは華麗に着氷した。
演技を終えた宇野は「1番の大きな失敗は、コンビネーションジャンプで規定のものが跳べなかったのが大きくマイナスされた。気合いは入れようと思った演技だったが、自分のいい滑りというものからは遠いものだった。自分がやらないといけないものをやろうとして、気合を入れようと思っていたが、いい方に向いたか悪い方に向いたか分からないが、いい演技ではなかった。去年の全日本選手権でもいい演技が出来なかったので、今年こそはという気持ちでショートに取り組んだが、まだまだ自分のベストからは遠く、フリーに向けて気持ちを改めて強い気持ちで挑みたい」と話した。
24日にフリーが行われる。優勝者は平昌五輪代表が内定する。

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