2018年3月26日月曜日

退団の川崎「自律神経の病気も」 ホークスが発表

 プロ野球・ソフトバンクは26日、両足のアキレス腱(けん)痛などでリハビリを続けていた川崎宗則内野手(36)の退団を発表した。川崎は自由契約となる。

 川崎は球団を通じ、「昨年の夏場以降からリハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。このような状態で野球を続けるのは、今の自分には考えられません。悩んだ末、この度、ホークス球団と協議して自由契約という形で、野球から距離をおいてみようと決断しました。川崎宗則が元気でプレーする姿を楽しみに待ってくれている皆様には、本当に申し訳ない決断ですが、今は環境を変えて、じっくりと心と体の回復につとめます。たくさんの皆さんに心配をかけたことを申し訳なく思っています。同時に、たくさんの皆さんに応援して頂いていることに心から感謝しています。本当にありがとうございます」とコメントした。

 川崎は、鹿児島工高から1999年秋のドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。12年に海を渡り、大リーグのマリナーズ、ブルージェイズ、カブスでプレー。17年にソフトバンクに復帰した。シーズン途中に両アキレス腱痛で戦列を離れ、昨季は出場42試合で33安打、4打点だった。2月の春季キャンプには参加せず、未契約の状態で球団と話し合いを続けていた。(甲斐弘史)

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