ハム増井、オリックスに移籍 救援で起用の方針

　プロ野球オリックスは３０日、日本ハムから国内フリーエージェント（ＦＡ）宣言をしていた増井浩俊投手（３３）の獲得を発表した。３年総額９億円の契約（金額は推定）で、４年目は球団が契約延長の選択権を持つ。背番号は「１７」。

　オリックスは抑えの平野佳寿投手（３３）が、今オフに海外ＦＡ権を行使。大リーグ移籍をめざす一方、実現しなかった場合はオリックスに残留する考えだ。増井は救援として活躍し、１２年には５０ホールドポイントで、最優秀中継ぎに輝いた。１６年には先発も経験したが、オリックスでは救援として起用される方針。長村裕之球団本部長は「重要な一角を担ってくれるのは、日本ハムで実証済み」と期待を寄せた。

　増井は静岡県出身。静岡高から駒大、社会人野球の東芝へと進み、２００９年秋のドラフト５位で日本ハムに入団した。

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