2017年11月30日木曜日

日馬富士の今後は? 退職金支給あり、引退相撲開催も

 ◆日馬富士の今後は?

 Q 日馬富士の退職金は。

 A 2014年の公益財団法人移行後は公表していない。財団法人時代は特別功労金として朝青龍が1億2000万円、貴乃花が1億3000万円を支給された。実績を加味されて理事会で金額が決まる。

 Q 他にもお金は。

 A 一般企業の退職金に当たる養老金と勤続加算金がある。養老金は十両以上が対象で横綱は1500万円。勤続加算金は十両以上の力士が各地位での場所数に決まった金額をかけ、横綱は1場所50万円。現役時代に獲得した懸賞金のうち、手取り(3万円)とは別に積み立て分が支給される。

 Q 引退相撲は。

 A 関取を30場所以上務めた力士に資格があり、日馬富士は可能。土俵上での断髪式に加え、横綱は最後の土俵入りを行える。日程は東京場所後の2月、6月、10月が通例。朝青龍は2010年10月に行い、最後に土俵にキスをした。

 Q 協会内の処分は。

 A 引退したため減俸などの処分はなし。事件の責任をとって力士でなくなることが処分として相殺される形だ。

 Q モンゴルへの帰国は。

 A 警察の捜査中のため帰国はできない。日馬富士は興行ビザを取得して力士として活動していたが、引退したことでビザの効力がなくなるため、一定期間後は帰国することになる。

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