日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)と横綱白鵬は大相撲九州場所千秋楽の26日、横綱日馬富士(33)の暴行問題について異例の謝罪をした。
八角理事長は協会あいさつで「ご迷惑をお掛けしたことを心よりおわび致します」と述べ「一日も早い解決」に努める意向を表明。40度目の優勝を果たした白鵬はインタビューで「力士代表としておわび致したい」とし、事態を究明して「うみ」を出し切ることが必要との考えを示した。
白鵬は日馬富士が平幕貴ノ岩を暴行した10月下旬の鳥取市内での酒席に同席しており、27日以降に鳥取県警の事情聴取や、相撲協会危機管理委員会の聞き取りに応じる予定。27日には協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)で暴行問題が議論され、事態の究明に向けた取り組みは本格化する。
白鵬は「場所後に真実を話し、うみを出し切って日馬富士関と(被害者の)貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたいと思う」と話し、希望にも言及した。

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