日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会を開き、引退した横綱日馬富士の暴行問題について、12月20日に臨時理事会を開き、問題を調査している危機管理委員会から最終報告を受けるとした。
それに先だって臨時の横綱審議委員会が開かれ、最終報告が行われる。尾車事業部長(元大関琴風)は、既に引退している日馬富士への懲戒処分は行えないとしつつも「再発防止のために、どのような懲戒処分が妥当か、横綱審議委員会の意見を聞いた上で、20日の理事会で結論を出す」と話した。
現時点で、危機管理委員会は貴ノ岩からの聴取を行えていない。これについて、高野利雄・危機管理委員長(元名古屋高検検事長)は「本日、貴乃花理事から、警察の捜査が終わった段階では協力すると言われた。最悪の場合でも、警察の聴取が終わった段階では協力いただけると言っているので、最悪の場合はそれを待ちたい」として、書類送検など警察の手続きが終えるのを待つ考えも示した。

0 件のコメント:
コメントを投稿