2017年11月27日月曜日

横審委員長、日馬暴行問題「大変なダメージ」 調査未了で判断は持ち越し

会見する北村正任委員長、春日野理事(左から)=両国国技館(撮影・高橋朋彦)

会見する北村正任委員長、春日野理事(左から)=両国国技館(撮影・高橋朋彦)【拡大】

 大相撲の横綱日馬富士による暴行問題で揺れる日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)が27日、東京都墨田区の両国国技館で定例会合を開き、協会の危機管理委員会による調査内容などの報告を受けたが調べは終わっておらず、横審としての判断を持ち越した。

 また、鳥取県警が暴行現場に同席した横綱白鵬を28日にも参考人として聴取する方針を固めたことが分かった。

 記者会見した横審の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「まだ確認できないところがある。早く調査を完結していただいて、それを受けて審議し、決議しようということ」と話した。今回の問題に「大変なダメージ。ファンの期待を裏切るもの」と批判した。

 危機管理委は、鳥取県警の捜査と並行して調査を進めているが、暴行を受けた平幕貴ノ岩の聞き取りは、師匠の貴乃花親方(元横綱)が拒否しているため実現していない。

 横審では「横綱としての体面を汚す場合」などに激励や注意、引退勧告を行うことができる。

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