大相撲の横綱・日馬富士関(33)=伊勢ケ浜部屋=が10月の秋巡業中に前頭・貴ノ岩関(27)=貴乃花部屋=に暴行した問題で、鳥取県警は28日、暴行現場に同席していた横綱・白鵬関(32)から福岡市内のホテルで参考人として事情を聴いた。捜査関係者によると、白鵬関の説明と日馬富士関が県警に話した内容におおむね矛盾はなかったという。聴取後、白鵬関は報道陣に「知っていることは全て話した」と述べた。
日馬富士関は10月25日夜から26日未明にかけ、鳥取市内のラウンジで、貴ノ岩関の生活態度を巡って激高し、頭部を殴ったとされる。捜査関係者によると日馬富士関は、今月17日の任意聴取に対し、素手やカラオケのリモコンで殴ったことを認めた一方、ビール瓶での殴打は否定したという。白鵬関も同16日の取材に「殴ったのはビール瓶ではない」などと答えていた。
捜査関係者によると、白鵬関は28日の聴取でも同様の説明をし、暴行を加えた日馬富士関を自分が止めようとしたという趣旨の話をしたという。
ラウンジには白鵬関のほか横綱・鶴竜関(32)や関脇・照ノ富士関(26)らモンゴル出身力士に加え、鳥取出身の十両・石浦関(27)らも同席。捜査関係者によると、28日までに現場にいた全員から話を聴いたという。県警は詰めの捜査を進め、来月上旬にも日馬富士関を傷害容疑で書類送検する方針。【園部仁史】
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